このパイプは久々に一目惚れでした。最近、ヴィンテージ物ばかり集めていた私にとって、かえって新鮮な気持ちになりました。
よく知られているように、CHARATANはCharatan Family後のLane Ltd.時代までは、DUNHILLやBARLINGと肩を並べるほどのクオリティを誇ったと聞きます。今回ご紹介したものは、ステムのCとPのロゴが交差しているし、〇の中にLが入った刻印があるので、間違いなくLane Eraのものです。とはいえ、モデル名が打たれていないので、CHARATAN得意のハンドメイドではないのかもしれません。
でも、そんなことは二の次で、単純に、この外見に惚れてしまったのです。サンドブラストもとても気に入っています。
ハマリはじめの頃は、もっぱら形から選んでいたのですが、いつの間にかヴィンテージの魅力に取り付かれてしまいました。それはそれで奥深いものですが、形から入るのも実にたのしいものです。
それにしても、半年前までだったら、このシェイプにはまったく食指が動かなかったと思います。いろいろ試すうちに、好みも変わってくるものなのですね。女性と同じ? 私はそんなこと言ってませんよ(笑)。