すでに何度か当欄に登場しているDUNHILL BRUYERE BILLIARD(1959)(L147H45W35)です。詳しいスペックを紹介するのは今回が初めてです。ボウルのクロスグレインが、なかなかキレイです。刻印はやや薄くなっていますが、MADE IN ENGLANDの後、9にアンダーバーがついていますから、1959年製となります。④Rはグループ4のテーパードステムであることを示しています。グループ4にしてはボウルがやや小ぶりなので、2gで競うパイプクラブのコンテストでも何度か使用しています。
ステムが長めであるのが特徴で、カラーはブリエールに一般的なこげ茶ではなく、赤い色合いです。ワックスで磨くと、乾拭きの布に赤がかなり付着します。パイプクラブの先輩によると、この時代の赤系の染料は落ちやすいのだそうです。目立って色が落ちているようには感じないのですが、せっかくの風合いが損なわれては勿体無いので、ダンヒルのクロスで手入れしています。
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